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これからの季節によく登場するのが真っ赤に熟れたトマトです。最近では品種改良が進み,甘みを増したフルーツトマトやとっても小さいマイクロトマトなどフルーツとしても出回っています。トマトの赤い色はリコピンという色素からできていて、リコピンは抗酸化作用が強く、最近では抗がん作用もあると注目されています。このリコピンはそのまま食べるよりも油と一緒に食べたほうが吸収がよく、トマトソースにしたり、油を使ったドレッシングで食べたほうが栄養価を吸収しやすいんです。
またトマトジュースはトマトをそのまま食べるより栄養価がとても高いということを、最近私も知りました。夏の暑い時期に収穫されたトマトをそのままジュースにしているので栄養満点で濃縮したトマトの栄養価が得られるんです。トマトジュースをそのまま飲むものいいですが、トマトソースやスープに使用したり活用できます。もちろん食塩不使用のものを選んで飲んでくださいね。
また、トマトはアルカリ性で、その水分で胃液が中和されて、その上ビタミンAが多いので刺激が少なく、胃の粘膜の保護をしてくれます。夏場の食欲不振にトマトを食べるのは体にとって優しいことなのです。ただし、トマトやきゅうりなどの夏野菜は体を冷やす作用があるので、食べ過ぎには注意してくださいね。